haloのブログ

脳疲労、ブレイン・フォグ、慢性疲労、ADHDなどについて、個人的体験と信頼できると思われる資料を基に書いていきます

『人は皮膚から癒される』 山口創

今朝は少し多めの朝食を摂ったところ、ひどい頭痛と視野狭窄が起きて、昼すぎまで横になっていました。
部屋の大掃除をするはずだったのに、また延期です。残念・・・。

それでも、横になっている間に気になっていた本を読み切ることができました。
熟読はさすがに無理だったので、半分以上ななめ読みでしたけど、普通の本を半日で1冊読めたのは確か10年以上ぶりです。

脳疲労がピークだった1年前は、1、2ページ程度の内容も頭に入らなくて、同じページを何度も読み返した挙句にギブアップしていたので、私にとっては画期的事件です(笑)

『人は皮膚から癒される』

桜美林大学の健康心理学の教授で、臨床発達心理士でもある山口創氏の著書です。

人は皮膚から癒される

人は皮膚から癒される

ネットにもいくつかレビューがアップされています。

内容は海外の研究結果なども織り込んでいて専門的な部分も多いのですが、文章自体は平易でわかりやいものです。
また、細かく章立てされている上に、適度に行を開けるなど、読書に困難を伴う方でも比較的読みやすい体裁になってます。

詳細は省きますが、近親者や信頼される人から肌にやさしく触れられることや、対人関係で良い「肌感覚」を持つことが人を癒し、うつや発達障害(自閉など)の症状にも改善が見られたということを紹介しています。

後半部には、少しですが「1人でもできる療法」*1も紹介されていて、人に触れられることに拒否感を持つ人でもこの療法を試すことができます。

私自身は、他人に触れることには躊躇するのですが、逆に触れ合いたいという気持ちも強くあり、若い頃はかなりとまどったものですが、その欲求の原因を教えてもらったような気がします。

山口創氏の著書はこれが初読だったのですが、他の著作も読みたくなってきました。

うつの患者さんや発達障害を持つ人にも参考になる内容ですが、日本人が重視する「空気」や、日本独特の「集団主義*2」の正体にも迫っていて、なかなか哲学的でもあります。

*1:笑うこと・話すこと・手紙として書くこと。詳細はぜひこの本を読んでみてください。

*2:著書内では「間人主義」と呼ばれています。