haloのブログ

脳疲労、ブレイン・フォグ、慢性疲労、ADHDなどについて、個人的体験と信頼できると思われる資料を基に書いていきます

ADHDの新薬 dasotraline(SEP-225289)の日本導入予定はない?

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今のところ、私のブレイン・フォグは改善傾向にありますが、
ADHDの方は、なかなか改善してくれません。

今はストラテラを90mg/1日で続けています。

コンサータは運動性チックがある人は禁忌*1だそうなので、
私は使えないらしいのですが(稀に、右手と右目の下に僅かにチックが出ます)、
できれば、薬を変えてみたいと思う今日この頃・・・


大日本住友製薬株式会社のプレスリリースに
ADHD適用の新薬「dasotraline」の情報が載っています。

アメリカで、FDAに申請を受理されたということですが、
日本で治験をしたという情報が全く見つかりません。
日本での販売はどうなっているんだろう・・・?

アメリカで申請受理されたADHD新薬「dasotraline」

dasotraline*2は、大日本住友製薬のアメリカの子会社である
サノビオン社が自社開発した、
成人の過食障害と、成人・小児のADHDが対象の新しい薬です。

大日本住友製薬ニュースリリースによると、
2017年11月に、FDA(米国食品医薬品局)が新薬承認申請を受理したそうです。
www.ds-pharma.co.jp


新薬の承認申請とは?

FDAというのは、アメリカの保健福祉省(HHS)の下に位置する政府機関で、
医療品の認可や規制、食の安全の管理などを行っています。


製薬会社は、それぞれの会社でさまざまな薬の開発を行っていますが、
数々の研究実験や治験等で良い成績を得られた薬のデータをまとめて、
このFDAに承認のための申請を出します*3

この時点で「データが不十分です」等の理由で申請が返却されることもあるそうですが、
大丈夫だった場合は、申請が受理されます。
11月の、dasotralineが承認申請受理されたというニュースリリースでは、
このことを言っているわけですね。


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その後、FDAが薬のデータを審査して、
問題がなければ承認されます。
その承認された薬が、アメリカ国内の医療現場で使用できることになります。

つまり、実際の上市*4は承認後になります。
承認や上市の情報は出ていないようですので、
アメリカでもこの薬が実際に使われるのは、まだこれからのようです。


こうした薬の審査をする組織は、日本や欧米、中国にもあり、
それぞれの国や地域で使われる薬について管理しています。


「dasotraline」は日本では使えない?

気になるのは、日本でも販売してもらえるのか?ということ。


この薬の対象は成人と小児の注意欠如・多動症ということなので、
注意欠如が多く、思考がかなり多動な私としては、
熱く期待しているのですけれど・・・

www.ds-pharma.co.jp


何となく(あくまでもな何となく)ですが、
日本の発達障害領域では、自閉スペクトラムが研究や診療の中心になっていて、
注意欠如や多動は自分(や家族)の工夫でカバーしよう!
みたいなイメージがあったので(個人の感想です)、
この薬のニュースは、ものすごく気になります。


でも、今のところ、日本でこの薬の治験をしたり、
日本の販売検討をしているといったような情報は、見つかっていません。


日本での販売企業はおそらく大日本住友製薬

dasotralineを開発・申請したサノビオン社は、
2009年に大日本住友製薬の子会社となっています。

ですので、もし、日本でこの薬を製造販売するとしたら、
その製薬会社は、大日本住友製薬しかないと思います。


ですが、dasotralineに関する情報は、私が見た範囲内では、
全てアメリカでのことに限られています。

これでいくと、日本での治験や上市は、
少なくとも現在のところ、検討されていない
と考えるしかないようです・・・


・・・製薬会社に直接電話して聞いてみようかな・・・( 一一)

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医師との間に感じる壁のようなもの

*ここから、私の個人的な体験というか、状況の話になります*


ADHDを見ていただいている先生の方とは、今一つ意思の疎通がうまくいきません。
私自身の説明下手のせいもあるのですが、
どうもコミュニケーションが上すべりしている感じがあって、
細かい部分の困った感をうまく伝えられないでいます。


私が今困っているのは、時間管理と片付けができないこと。
私の場合、体感時間が伸び縮みすることがある*5ので、自分でも混乱しがちです。

この変な時間感覚は、多分ブレイン・フォグのせいだと思うのですが、
担当の先生にはその話がなぜかうまく伝わらないのです。

自分では一生懸命言っているつもりなのですが、
「先生に伝わった」という手ごたえが、ほぼありません。

halokun.hateblo.jp


それ以外でも、ほぼ毎回、先生との間に距離があるというか、
綿か何かでできた壁があるような感じがしています。

こう言って良ければ、
ミラーニューロンの機能がシャットダウンされてる感じ。

私の問題もあるだろうとは思うのですが、
つながらないというか、通じないというか、
すごくモヤモヤする感じがあります。

これは、診療内科の先生との話でもたまに感じることなのですが、
ここまで「通じていない」と感じるのは、
こちらの(精神科の)先生だけです。

最近は、これが精神科診療の技術の一つなのかもしれないな、と
考えたりしています。


ぱくたそフリー素材

*1:他にも、過度の不安や緊張・興奮のある方、緑内障甲状腺機能亢進、不整頻拍、狭心症、重症うつ病、褐色細胞腫のある方、Tourette症候群の既往や家族歴のある方、モノアミンオキシダーゼ阻害剤を投与中または投与中止後14日以内の方は投与禁忌です

*2:SEP-225289。ドパミンおよびノルエピネフリンの再取り込み阻害剤(DNRI)

*3:dasotralineは2017年8月30日に申請を出しています

*4:薬が市場に流通し、実際の医療現場で使われるようになること

*5:調子が悪いときや、ぼんやりしているときに起こりがちです