【改訂版】新型コロナ感染予防対策・買い物編 Dr.ジェフリー × 日本ハ知ラナイ
Dr.ジェフリー の感染予防対策の動画をご存知の方も多いと思います。
4/6に改訂版がアップされていました。
拡散希望動画ということで、シェアしたいと思います。
以下は動画の説明欄からの転載です。
最新感染予防対策まとめ #Stayhome
・新型コロナウイルス はダンボール上で1日、プラスチックや金属上では3日存在する
・買い物の際は計画的に最低限の滞在、接触を徹底
・不用意に買ったものを室内に持ち込まない
・コロナウイルス の症状が出ていなくても本当に必要な時以外買い物に行かない
・パッケージを殺菌剤で拭く 捨てられるものは捨てる
・中身は素手で触らない
・野菜やフルーツは洗う
・布の買物袋はリスクあり 買物後はウイルスが付いているものとみなし外に出す
・配達員、配達品も室内に入れない
・クレジットカードや電子マネーを使い現金を触らない
・冷凍包装には最長2年コロナウイルスが存在する
この動画をできるだけ多くの人に拡散し、人命を救ってください。
【コロナ対策】野菜苗で食糧確保
備蓄も大切ですけれど、これから夏になるので、プランターで夏野菜を作るといいんじゃないかな、という提案です。
※備蓄は少しずつの買い増しで行いましょう※
一気にまとめ買いすると、他の人に必要なものが行きわたりません。今のような事態では助け合いが必要です。
野菜苗を勧める理由
・食糧買い占め(あくまでも可能性です)があっても対応できる
・万一、値段が高騰しても、食べもの(野菜だけでも)が確保できる
・外出制限中も新鮮な野菜が食べられる
・新鮮な生野菜が毎日収穫できる
・冷凍野菜等の備蓄をさらに長期間保てる
(トータル的に食糧の長期間確保が可能)
・自宅で作業でき、育てる楽しみと収穫の達成感でストレス軽減できる
詳しいことは以下に書いておきました。
備蓄食材を後回しでき、トータルで食糧の長期確保ができる
それをにらんで、既に備蓄している人も多いかと思います。
でも、カップ麺やレトルトだけでは、今度は健康面が心配です。
冷凍の野菜などの購入も良いですが、冷凍庫には限りがありますよね。
時間に少しだけでも余裕がある人には、野菜を育てて収穫することをお勧めします。
もし高騰しても野菜が確保できる
高所得者なら、今までの貯蓄もありますから、高値の物も購入できるかと思います。
でも、私のような低所得の人たちは、貯蓄も少なく、もしかしたらコロナの影響で仕事自体がなくなってしまうかもしれません。
外出制限もありますし、購入チャンスが少なくなることもありますよね。
せめて自宅で育てられる野菜は自宅で育てて、できるだけお金を使わずに食べ物だけは確保してほしいと思います。
野菜や豆、それに米があれば、取りあえず食事はできます。
冷凍庫には肉類や冷食を
各家庭の冷凍庫は、スペースに限りがありますよね。
冷凍野菜の備蓄も良いのですけれど、生野菜が毎日収穫できるなら、野菜のスペースよりも肉類にスペースを取ることができます。
また、収穫した野菜を冷凍保存することで、購入しなくても冷凍野菜を備蓄することができます。
購入場所
これから夏野菜の苗が、ホームセンターや、郊外の大型スーパーなどで販売される時期になります。
ホームセンターの方か安いかと思いますが、ネットで通販もできます。
もちろん種でもいいですよ。
ポットで育てられる野菜は結構たくさんあります。
キュウリ、トマト(ミニトマト)、ナスなどは、支柱を立てる必要はありますけれど、苗を1本買って育てれば、夏には家族で毎日食べても十分な実が成ります。
グリーンカーテンにも
グリーンカーテンを作るなら、ゴーヤ以外にも、キュウリ、インゲン、ウリ、ミニカボチャなどでもできます。
近くに住む知人友人と野菜の種類を変えて育てて、収穫があったら交換するのもいいと思います。
www.sakataseed.co.jp
外出制限があっても収穫できる
外出制限も当分の期間、続きます。
1カ月や2カ月程度で終わるなら良いのですけれど、新型コロナの影響は夏以降も続くと思った方が良いです。
庭などでプランター栽培すれば、買い物に行かなくても毎日野菜を食べられます。
野菜は免疫力の維持にもいいんですよ。
収穫の楽しみでストレス低減
野菜の収穫は楽しいです。
収穫時期までの間も、苗は毎日ぐんぐん伸びます。
ちょっと手間はかかりますが、世話をした植物の成長を見るのも、毎日の楽しみになりますよね。
手間のかからない野菜には、大葉などハーブ類があります。
健康面でも、大葉はお勧めです。
サラダや薬味にしたり、鳥肉に巻いて焼いたりしてもおいしいですよね。
(例えば、胸肉の大葉巻きは疲れを取ってくれます)
ハーブ類は虫除けにもなります。
食糧買い占めの可能性
今、中国では大規模な食糧難に襲われているという情報があります。
新型コロナの後にハンタウイルスが流行り、感染症の恐怖はまだまだ治まらないとも言われています。
headlines.yahoo.co.jp
jomf.or.jp
halokun.hateblo.jp
そんな様々なことがあってか、中国人が日本や他の国で食糧を買い込み、中国本国へ送っているという話もあるようです。
これが間違いなく本当か、と言われると、私にはわかりません。
でも、中国以外でも、世界の状況を見れば、今後、全世界的にいろいろなものが生産不足になる可能性は考えられます。
中国人にしてみれば自国の家族や親戚を助けたいと考えるでしょうし、品薄になるものを先に買い占めておいて、マスクのように高額で売ることを考える人(日本人でも)もいるかもしれません。
転売に乗ってしまったら、いつまでも転売ヤーがのさばってしまいます。
それに、中国がいくら大変でも、日本人全体が食糧不足で飢餓状態に陥ることも避けなければならないですよね。
日本人は、日本政府が守ってくれなければ・・・。
・・・と、ぐちを言っても仕方が似ないので、
個人レベルでもできることは全部やって、この災厄を乗り切りましょう!
【新しいウイルス】中国からの人・物は当分差し止めが必要
中国では、また別のウイルス感染症が蔓延し始めているようです。
感染経路は不明ですが、新型コロナ陰性なのに、別のウイルス(ハンタウイルス)が検出された方が確認されているとのこと。
このハンタウイルスは、致死率が新型コロナよりもずっと高いのです。
日本は新型コロナに対して、医療システムを維持したまま、長期間対応することで死者を抑える対策を取っています。
これには、患者数自体をできるだけ少なく抑えることが絶対に必要です。
新型コロナだけでも危機的状況になってしまうのに、この上、新しい感染症が蔓延したら、本当に日本で医療崩壊、社会崩壊が起こってしまいます。
日本は(世界のどの国も)新型コロナだけで手いっぱいなんです。
このハンタウイルスは死亡率が高く、なのに日本ではほとんど発生しないとされているため、対策もなかなか打てません。
政府対応を求めることはもちろんですが、個人レベルでも、中国からの人や物の流入はやめなければならないと思います。
マスクを送ってもらうのも、中国からはストップしてほしいです。
中国のマスクは衛生的にも疑問が残る工場で、突貫で作られているという話もあります。
マスクは国産のものか、手作りか、ハンカチやタオルでの代用をお願いします。
今、中国はとても危険です。
中国だけでなく、世界全体が感染症で大変な事態になっています。
どうか危機感を持って、十分に注意してください。
【免疫力アップ】自宅でヨガ
新型コロナの影響で外出があまりできなくなりましたよね。
ストレッチやHITTなど、自宅でできる運動で体をほぐしたり、筋力を維持したりして、体力と免疫力を高めてほしいと思います。
体を動かすと、気分も上がりますよ。
少し外出して、外の空気を吸うのもいいですよね。
私はヨガをお勧めします。
10~20分ぐらいのヨガを無理のない範囲でやってみてください。
ゆったりめのヨガは初心者にもお勧め
ヨガにもいろいろな種類があります。
その中でも、ハタ・ヨガなどのゆったりめのヨガが特にお勧めです。
深い呼吸をしながらのハタ・ヨガは、認知症予防にも効果があります。
ラジオ体操もストレッチや筋力維持に効果があって良いですよ。
お勧め動画
ナマステヨガが私一番のお勧めです。
英語版ですが、最初に動画を見て動きを確認して、あとはチラチラ見ながら動画と同じ動きをするといいですよ。
慣れてくると、英語のナレーションでも問題なく動きが分かるようになります。
www.youtube.com
日本語版はFOXで視聴できます。加入している方はぜひどうぞ。
お勧めDVD
日本人トレーナーの方のDVDも丁寧でいいのですけど、シバ・レーのヨガはポーズがすごくきれいでお勧めです。
フロー・ヨガ シバ・レー~白砂漠ですべてを解放する、ヴィンヤサ・ヨガ~ [DVD]
- 発売日: 2014/12/24
- メディア: DVD
肩こり・ストレス解消に良いと評判のDVD。
英語ができる人ならこちらもお勧めです。
動画でも紹介しているナマステヨガです。
ナマステヨガの日本語版DVD、すごくほしいんですけど、まだ販売されてないみたいです。
お勧めしたいアプリ
アンドロイド版です。
android.app-liv.jp
app-liv.jp
ヨガで物足りない人にはこちら
マンション住まいの方や、夜間にHITTやタバタ式トレーニング(短時間筋トレ)をしたい方に。
マスクは買わずに作ろう【可能ならフィルターを手に入れよう】
追記:マスクのフィルターには国内生産されたティッシュ(2~3枚重ね)がお勧めです。
エアコン用など電化製品用のフィルターでは、防腐剤として発がん性物質が含まれている場合があります。ご注意ください。
こちらの記事は、情報の確認が不十分でしたので、近日中に削除いたします。申し訳ございませんでした。
ゴムがなくてもOKな、縫わずにできるマスクの紹介動画がありました。
ゴムは靴下(タイツなどでも可能)で代用、フィルターはエアコン用フィルターです。
マスク不足は当分の間、解消しません。
なぜなら、組織的な買い占めがあるからです(理由は後述します)。
マスクは自分で作りましょう。
フィルターなしでも、マスクがないよりあった方がいいです。
マスクが嫌なら、ハンカチやタオルを口に当てるだけでも、飛沫が飛ぶのを防ぐことができます。
取り急ぎ、フィルターを列挙しました。今のところ手に入るようです。
エアコン用なので、このフィルターを通しても体に悪いことはないと思うのですが、化学物質アレルギーなどがある方はご注意ください。
3M 空気清浄フィルター エアコン用 ハイグレード ホワイト フィルタレット ACFH-39LS
- 発売日: 2019/04/01
- メディア: ホーム&キッチン
東和産業 エアコンフィルター NEW AERO Clean 3枚組
- メディア: ホーム&キッチン
下の商品はマスクを長持ちさせるフィルターですが、金額に注意してください。
アマゾンでは価格が2000円、送料が1000円でした!
うちの近所のホームセンターでは298円だったそうです(品薄です)。
これは衛生用品の高額転売にならないんでしょうか?
***
全世界的にマスクが不足しています。
医療マスクが足りないだけならまだ分かるのですが、一般の不織布マスクがこれだけ長期間にわたって市場に出てこないのは、ちょっと理解できせん。
時間のある高齢者がマスクを買い占めている、と言っている人も多いのですけれど、今は子どもや若い人にも時間があります。
少なくとも、3月中は全国的に休校になり、小学生から大学生まで、授業がありません。
本当に必要なら、授業のない子どもや若者も薬局に並んで買いだめできるのですよね。早朝からバイトをしている若者もいるかもしれませんが、早朝から清掃業などで働いている高齢者もいます。
高齢者だけに時間があったわけではないんです。
それに、個人レベルの買いだめぐらいで、週に1億7千500万枚、1日に約2千500万枚、50枚箱にすれば1日50万箱ものマスクが、毎日毎日、それも何カ月もの期間にわたって、市場から消えてなくなることは、とても考えられません。
計算間違い修正しました。すみません・・・
トイレットペーパーも多くの人が買いだめに走りましたけど、ほんの1、2週間ぐらいでそこそこお店に戻りましたよね?
(高齢者だけでなく、転売ヤーが小売店を脅迫して買い占めていたという話もありますが、それでも今はちゃんとお店にあります)
高齢者は散歩を推奨されていますけれど、毎日外出しているわけでもないです。
多くの高齢者が、毎日マスクを使い捨てているわけではないんです。
それに、私のいる地方では、今までマスクをしている高齢者の方が少ないぐらいでした。
最近になって普通のマスクや手作りマスクをしている人も増えましたけれど、それでもまだマスクをしていない高齢の方もいます。
独居でマスクのない高齢の方などは、本当に困っていましたよ。
ケアマネージャーの方も(そろそろ政府から介護職用のマスクが届いているかもしれませんが)マスクが足りないと言っています。
つまり、どういうことかというと、
これだけ続くマスク不足は、個人的な買い占めではなく、組織的な買い占めしか考えられません。
それも、かなり大規模なレベルでの組織的な買い占めです。
マスクが市場に増えれば、買い占めしたマスクの価値は下がります。
マスクを高額で売るという直接的な理由だけでなく、
手元にあるマスクの価値を下げないためにも、
市場に出るマスクの組織的な買い占めが、当分続くと思います。
4/2 山中教授【日本だけがこのまま終わるとは思えない】
・国の緊急事態宣言の有無にかかわらず、東京や大阪では、トップの方が強いメッセージを出すことがかなり影響力を持つ。要請でもいい。
・同じウイルス*1です。日本だけがこのまま終わるとは到底思えない。
・一日も早く手を打たないと大変なことになる。
山中伸弥先生のブログより「五つの提言」
・提言1 今すぐ強力な対策を開始する
・提言2 感染者の症状に応じた受入れ体制の整備
・提言3 検査体制の充実(提言2の実行が前提)
・提言4 国民への協力要請と適切な補償
・提言5 ワクチンと治療薬の開発に集中投資を
www.covid19-yamanaka.com
提言の5は、コロナが落ち着いた後に日本経済を立て直す一翼を担うことになるのでは?
既に取り組んでいる製薬会社も多いと思いますが、日本の医薬品承認制度は、世界的に見ても時間がかかることが知られています。
政治主導で速度を、政府と民間で潤沢な資金を開発投資に回すことは、医療面だけでなく、経済面でも利のあることだと思います。
山中先生の新型コロナに関するブログはこちら
www.covid19-yamanaka.com
*1:ある程度の変異はあるかと思いますが、基本的に同じウイルスという意味だと思います。各国でウイルスの遺伝子解析はされているはず
【選択が迫られる】4/1 感染症専門者会議 有識者記者会見
患者の選択を迫られたとき、医療者側だけではその判断が難しい。家庭内でどんな治療を選択するか話し合いが必要。
事態はかなり切迫しているようです。
「オーバーシュートが起こる前に医療崩壊が起こる」
「すべての病院で診なくてはならないことが起こり得る。それだけはわれわれは避けたい」
これは、専門者会議で話されたことです。
***4/4追記***
東京都などが宿泊施設をコロナ軽症者対策に利用することを検討しています。これで医療リソースの切迫はある程度改善されると思います。
それでも人工呼吸器などには限りがあります。できるだけ予防して、免疫力を付けるような生活をしていってくださいね。
**********
すべての病院で、ということは、町の個人病院でも診る、ということですね。
でも、感染症対応の機器やトレーニングを受けた専門家がじゅうぶんとはいえない病院で、どこまで治療ができるでしょうか?
患者の選択が必要になる
見出しに挙げた「患者の選択」というのは、治療をする患者と、治療を諦める患者の選択、ということです。
新型コロナに対応できる医療機器や医師・看護師たちの数が足りなくなったら、治療できる患者の数自体が限られてきます。
そのときに、全員を死なせてしまわないために、治療をする患者を選ばなくてはなりません。
家庭内でどんな治療を選択するか話し合いが必要
もし家族の中から新型コロナの感染者が出てしまった場合、どこまでの治療を受けさせたいのかを話し合ってください。*1
という話がありました。
軽症なら自宅での休養だけで治りますが、もし悪化したらどうするか。
もしかしたら、治療すれば助かるかもしれないけれども、医療リソースが足りなくなったら、その治療自体を諦めなければならない場合が出てくるということです。
そして、新型コロナの場合は、患者さんとは面会することができません。
面会したら、感染がもっと広がってしまうからです。
シビアなことを言いますが、遺言を残すような余裕もなくなると思います。
後悔しないように、後悔しないのは無理でもできるだけ少なくするために、
考えられる限りのことは、家族で話し合っていてほしいと思います。
私もリスクがないとは言えない方なので、感染したときのことを真剣に考えたいと思います。
幸い、私の周囲ではまだ気分的に余裕があります。
冷静に考えられるのは今のうちかもしれないですね。
以下、メモです。
・3/21~3/30 東京都 実行再生産数1.7(推定値)
・海外からの移入感染者の割合は、3/11前後から急激に増加し、3/22、23は4割近い(3/11以前は数%程度だった)。
・オーバーシュート(定義:欧米で見られるように爆発的な患者数の増加。2乃至3日の間に累積患者数が倍増する程度のスピードが継続して見られること。)は見られないものの、都市部を中心にクラスター感染が次々と報告、感染者数が急増。医療供給体制がひっ迫しつつある地域が出てきている。
・オーバーシュートが起こる前に医療崩壊が起こる。
・東京都は3/21以降、2.5日ごとに倍増している。リンクが追えている。継続的に注視していく。
●感染拡大状況の指標
1.新規の確定患者数
2.リンクが不明な新規患者数
3.早期にピックアップできる指標:帰国者接触外来の受診者数、相談センターの相談数、PCRの検査件数と陽性率、実行再生産数
4.地域全体の医療供給体制の評価指標:重傷者数の数、入院者の数、利用可能な病床数とその稼働率や空床の数、利用可能な人工呼吸器数、稼働状況、医療従事者が十分確保されているか
●地域区分の考え方
1.感染拡大警戒地域
・市民の啓発
・期間を明確にした外出自粛要請
・10名以上の集会・イベントを避ける
・家族以外での多人数の会食を避ける
・感染拡大警戒地域では学校の一斉臨時休校も選択肢に含まれる
2.感染確認地域
・三つの密は徹底して避ける
・50名以上のインベント参加を避ける
3.感染未確認地域
・屋外でのスポーツやスポーツ観戦など感染リスクの低い活動は実施可能
(適切な感染症対応を徹底し、リスクを判断して実施)
●学校
・学校については現在の知見では、子どもは地域の感染拡大する役割(主たるドライビングフォース)をほとんど担っていない。
→学校については地域や生活圏ごとの蔓延状況を踏まえて判断
●市民の行動変容が必要
1.「三つの密」を避ける
・特に大きな声を出す、大きな声で歌うことはリスクが高い
・バー・ナイトクラブなど接客を伴う飲食店、カラオケ、ライブハウス、ジムなど(呼気が激しくなるため)の出入りは避ける
・ICTの利活用 携帯端末の位置情報を中心にパーソナルデータを活用しクラスター発生の早期探知ができるか早急に議論を開始したい
2.コロナ疲れ(自粛疲れ)により警戒感のゆるみがある
●課題
・重症者を優先する医療供給体制の徹底
特に東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫では医療供給体制が切迫している。今日・明日にでも抜本的な対策が必要。
・軽症者は宿泊施設での宿泊を選択肢に
・医療崩壊に備えた市民との認識共有が必要
●クラスター・サーベイは既にキャパオーバー。かなり疲弊している。
国は全面的にバックアップしていただきたい。
●これからの取り組みについて世界の注目が集まっている。
今までは第一波。何とか持ちこたえることができたが、世界的なパンデミック拡大により、関係各所はさらに厳格な対処が必要。
「法律で義務化されていなくても、社会を構成している一因として、自分、社会を守るために、それぞれが役割を果たしていきましょう」
以上、尾身先生
※医療現場での患者の選択について言及しているのは、40:13頃からです。
【心の備えと情報の備えを】
・自分が感染したらどう行動するのか、どんなルートで受診すればいいのか、そこへ行くとどんな体験をするのかを、いろいろな形でご家族や親しい人たちと話合ってほしい。
・万が一自分が重症化してしまったとき、どんな医療が受けられるのか、受けられないかもしれない医療とは何なのかをタブーなしで話し合ってほしい。