haloのブログ

個人的体験と信頼できると思われる資料を基に書いていきます

マスクは買わなくていいと思う

マスク不足はまだ続きます(多分)

現在、一般市場にマスクは出回っていませんよね。
マスクはネットで、高額でしか買うことができません。
(少しは安くなってきたでしょうか?)

そんなマスクは買わずに、手作りするか、公的配付を待つ方が良いんじゃないかと思います。

それで少しでも、介護施設や医療関係者、高齢者や持病のある方などの、リスクの高い人たちにマスクを回す方が良いです。

それが結果的に、他の人たちのリスクも減らすことになるはずです。

禁止されてもめげない転売ヤー

転売が政府により禁止されました。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/tenbaikisei_qa.pdf

でも、いまだにマスクは薬局でも手に入りません。

多分ですけど、当分マスクの不足は続くと思います。

マスクの増産は行われているはずですが、行政が買い上げて、医療施設や介護施設、また感染者数が高い自治体に優先して配布することになるわけですよね。

そして、これは予想というか想像ですけれど、一般市場に回る分は、今までのように、業者がほとんど転売ヤー横流ししてしまうのではないかと思います。

news.tv-asahi.co.jp

海外でもマスク需要が急増中

マスク使用は従来アジア諸国だけだった

海外、特にアジア以外では、今までマスクをするという文化がありませんでした。

アジア以外の多くの国では、マスクは感染症にかかった人が、周囲へ感染させないためにつけるもの、という意識があったそうです。

だから、コロナの感染が始まった最初の頃、マスクをしたアジア人を見て、病気をうつされるのではないか、と恐れる非アジア人が多かったのだと思います。

WHOが否定してもマスク着用者が増えている

WHOもそういった認識で、マスク使用は感染予防にならないという発信をしています。

WHO「感染予防にマスクは不要」は本当か 専門家に聞いた - 毎日新聞

確かに、健康な人がマスクを使って、感染予防にはっきりした効果があるかと言われると、難しいところです。

私は個人的に、直接の飛沫感染を防ぐことはできると思っていますけれど、着脱のときにウイルスが指に付いたりする可能性もありますよね。


それでも、新型コロナの感染が拡散するのに従って、欧米でもマスク着用者が増えてきました。
ニュース画像や動画を見ると、一目瞭然ですね。

つまり、海外でもマスク需要が高まっているわけです。

転売ヤーは海外で売りさばくのでは?

なので、転売ヤーは、たとえ日本でマスクが売れなくなっても、海外の人たちに売ることが考えられます。

ネットを経由すれば、個人輸入も個人輸出も簡単にできてしまうんですよね・・・。

それに、マスクが品薄になってから割とすぐに、アジアの他国の都市で、日本製マスクが販売されているというニュースもありました。
その日本製マスクは、他のマスクと比べて高い値段が付いていました。
(ニュース動画を見たのですけど、見つからなくなってしまいました。見つかり次第リンクします)

転売ヤーたちは、日本でマスクが売れなくなれば、他国で高い値段を付けて売りさばくのではないでしょうか?

転売ヤーはどうやってマスクを手に入れている?

数人で手分けをしてマスクを買いあさる外国人のニュースもありました。
ネットでは、何度も列にならんで個数制限の裏をかこうという購入者の話もあります。

でも今は、そもそも小売店自体への入荷がほとんどない状況です。
それに、日本全体の流通量や転売ヤーの在庫を考えると、小売店のはしご購入でここまで徹底的なマスク不足が起こることが、ちょっと考えられません。

つまり、業者が転売ヤー横流ししているのではないか、という可能性があるわけです。

その業者が、マスク製造業者なのか、流通業者なのかはわかりませんけれど・・・。

高額でマスクを買うのは、転売を助長する

どうしても必要な人たちもいるので、絶対に駄目だと言うことはできませんが、やっぱり高額のマスクを買うのは、転売ヤーを儲けさせることになってしまいます。

転売ヤーはお金だけが目的ですから、儲かるなら、いろいろな手段を使って続けていきます。

転売をやめさせるには、転売ヤーにお金が入らないようにするしかないので、やはり、購入しないことが一番だと思います。


転売ヤーがマスクから手を引けば、市場により多くのマスクが供給されます。
あるいは、政府から必要施設に送るマスクの量に余裕ができます。

良い循環が起こるはずなのですけれど・・・

余談:転売ヤー的な商売は今までの日本の文化に合わないけれど、今後は定着していくと思う

他業種からマスク製造に参入するところもでてきましたよね。
元々の業者もマスクを増産しているはずです。

でも、いまだに一般には届いていません。
少なくとも私の周囲では、店舗に入荷したという話も聞きません。

いくらなんでも、これだけ長期間にわたって、全国的に全くマスクが手に入らないというのは、今までの日本の感覚では、ちょっと信じがたいことです。

東日本大震災のときだって、被災者が物資を取り過ぎることなく、できる限り譲り合っていたのが、本来の日本の精神文化です。
その方が多くの人たちが助かり、結果的に自分自身にも良いことが多いと、経験的に知っているんです。

「情けは人のためならず」と言いますよね。
他人にかけた情けは、巡り巡って自分のところに返ってくる、ということわざです*1
これが本来の日本の文化だと思います。

でも、今は、これが変わってきているのかな、と感じます。


マスク対策については、政府が甘かったという指摘がありますね。
私もそうだろうと思います。

甘かった最大の原因は、日本の精神文化として、こんな大掛かりな転売がいつまでも続くはずがない、という認識があったのでないでしょうか?
戦争直後の闇市でもあるまいし・・・と。


でも、政府は日本を観光国家、移民国家とするように舵を切った*2のだから、こんなケースも考えておかなければならないはずですよね・・・。

もういろいろなところで社会問題*3になっているぐらい、外国籍の人々や、他国にルーツを持つ日本人がとても増えているんです。

文化が違う人たちを受け入れると、外の人たちの文化の影響を受けて、日本自体の文化も変わっていきます。


今回は、災害や社会的な不安があったときに、それを利用して暴利を得たことを喜ぶ人たちがこんなにいるとはっきりしました。

転売ヤー横流しをする業者の中には、外国人だけでなく、元々の日本人もいると思います。
日本人でも、もし異文化的な考え方に合理性があると思えば、それを取り入れる人も多いでしょう。

外国の精神文化は、その国の必然性があって育まれたものだと思いますし、日本に来たからといっていきなり変わるとも思えません。
結局、日本人の文化自体が変わっていくのだと思います。

もともと日本に住んでいた日本人にとっては、急激な変化になりそうですね。

マスクを買わない方がいいと言ったり、転売ヤーは定着すると言ったり、自分でも矛盾していると思います。
私は日本の文化になじんでいて、転売より分け合う方が全体的な利益があると思っているのです。
でも、時代の流れも止められないと思ってしまうので、どうしても矛盾してしまいます。

*1:情けをかけすぎるのは、かえってその相手のためにならない、という別の意味もあります

*2:賛否はあると思いますが、現実としてこうなっているというのが私個人の考えです

*3:たくさんの方々が対応しているので、それほど大きな問題になっていない部分もあると思います