情報はWHOよりも、ECDCやJohns Hopkins大学が信頼できる
WHO、駄目じゃん・・・
WHOの発表資料をつぶさに見ていくと、首をかしげざるを得ないことが少なくない。「Tedros事務局長は中国寄り」とも指摘される中、英Oxford大学の研究者が感染症のデータ源からWHOを外すなど、事実上のシカト宣言まで飛び出した。
Our World in Dataによると「WHOのリポートには多くのエラーがあり、発見するとすぐにWHOに通知し、WHOのチームと密接に連絡して、指摘したエラーを修正してもらってきた」のだそうです。しかし、見つかったエラーがすべて修正されるわけでなく、ほとんどのエラーは履歴も残さずに修正されるか、未修正のまま放置されるというのです。これではWHOに対する信頼性が揺らいでしまいます。
Our World in Dataは、Oxford大学の経済学者や地質学者などが設立した非営利組織です。
厚労省はWHOに依存するのをもうやめてください!
国際機関は大体利権まみれだと言いますけど、今回は本当にひどすぎます。
データが信用できないし、そのデータの出し方自体が信頼性がないんですから・・・。
政府の人たちは、尾身先生のいる専門家会議の話を聞いてれば、国内の感染症自体の情報は十分じゃないでしょうか?
WHO以外の信頼できる情報源
WHO以外の情報源としては、欧州疾病予防管理センター(ECDC:European Center for Disease Control and Prevention)と米Johns Hopkins大学が挙げられていて、
Our World in Dataでは、欧州疾病予防管理センターを採用しています。
Johns Hopkins大学のデータは、更新頻度が高いという利点がある一方で、陽性者数が高めに出る傾向があるようです。
データの使い勝手も、WHOは上記の二つに比べると、今一つのようですね。
(改善はしているようです)
日本国内の状況は、専門家会議の情報が一番早くて信頼性が高いと思います。
(ネットではいろいろな「識者」が情報発信していますが、医療分野もかなり細分化されています。世界的な状況や感染症の最新の知識やデータが得られるのは、やはり感染症そのものの専門家だと思います。)
新型コロナウイルスの感染状況をグローバルに情報提供している組織として、欧州疾病予防管理センター(ECDC:European Center for Disease Control and Prevention)と米Johns Hopkins大学を選出。WHOを含めて3つを比較した結果、Our World in Dataは今後、ECDCのデータを採用することにしました。
その結論を導く上で重要な役割を担ったのは最新のデジタル技術です。WHOは症例の情報源を各国政府からの直接報告に頼っています。感染がこれだけ広範に広がると、情報を集約するのにも時間と手間がかかり、またミスも発生するはずです。
一方、ECDCとJohns Hopkins大学は世界中の情報リソースからデータを自動的に吸い上げていきます。その差は歴然です。WHOの感染マップは1日に3回更新されますが(3月24日現在)、Johns Hopkins大学は早ければ15分おきに更新されます。
感染者がこれだけ急激に増えている環境下では、1日3回の更新では遅いと感じます。ただ、Johns Hopkins大学の数字は、WHOの数字より大きめに出る傾向があります。これは、同大学が「推定陽性症例(presumptive positive cases)」も含めているからです。
推定陽性症例は、各国の州または地方の研究所レベルで確認されているが、国立の研究所(例:米国疾病予防管理センター=CDC)では確認されていない症例を指します。ECDCのデータは更新頻度が1日1回と多くないものの、データの信頼性は高いようです。
Our World in Dataは「ECDCから一貫して公開され、クリーンに維持されたデータである」ことを評価項目としています。
上記引用部分の改行と行開け(一部除く)は、引用者が行いました。